2013年8月28日水曜日

シアノバクテリア退場

 翌朝、シアノバクテリアは底砂表面から消えました。
 SUPER BICOM78を加えた効果でしょう。
 底砂の内部にシアノバクテリアは残っています。SUPER BICOM78の効力が消えるとまた底砂表面に現れることでしょう。

2013年8月27日火曜日

シアノバクテリア登場

 それは先週からうっすらと見えてはいました。
 本日は、はっきりくっきり。ある種の臨界点を超えた?
 写真を撮る前に、底砂と一緒に撹拌してしまったので、写真はありません。
 そこで、人様のサイトを参照です。

 「シアノバクテリア


 ここまでは繁茂しておらず、色も淡いピンク色です。
 どうせ、2,3日、いや、おそらく明日にはまた繁茂するでしょうからそのときに撮影します。

 原因として、水質の悪化(水替えをしていない)、硝酸塩、リン酸塩の蓄積があるそうですが、水替えは2,3日おきに10%、5日から7日おきに 25%換えています。また、ナガレハナサンゴの絶好調ぶりからしても、富栄養は考えられません。ナガレハナサンゴは本来初心者向きではなく水質にうるさい サンゴです。ナガレハナサンゴとシアノバクテリアが並存には矛盾があります。

 仮の結論としては、水質悪化、塩類過多が原因ではなく、鉄過多ではないかと思います。

 毎日、リン酸塩処理のため二価鉄を添加しています。これが過剰になっているのではないでしょうか。

 対策はいろいろあります。一例として、マメバクテリアマリンでシアノバクテリアが処理されたというネット情報があります。

マメバクテリア添加でシアノバクテリア(藍藻)が消えてきた!

 スーパーバイコム78で同様の結果になるかわかりませんが試してみましょう。

2013年8月24日土曜日

サテライト「L」失敗

 マーブルサロンシュリンプを8月19日にニッソーのプラケース小へ隔離してから5泊6日になりました。
 ろ過もなく、水温管理もできていないケースの中で健気にもエビたちは生きています。  水は毎朝交換していますが、宿直の日には36時間ほど間隔が空きます。
 恒久的に飼育でき、かつ、私の生活環境に合う飼育方法を検討しましたが良い案が浮かびませんでした。しかし、ネットでサーチしていたところヤドカリ屋さんの旧記事にいいアイデアを見つけました。

  「強制循環のサテライトL

 スドーのサテライトLケースにhydor社の水中ポンプを組み合わせた事例です。
 この組み合わせならば、エアリフト式による塩だれの問題も解決できるかもしれません。もちろん、記事にもあるように騒音も解決できそうです。

  現物のサイズを実物を確認してから購入したかったのですが、店頭で両方が確実に揃う店を知りません。カタログをみても、たとえば、スドーのサイトを見ても「パッケージ寸法」となっており梱包時の外箱のサイズしかでていないようです。エンドユーザー用ではなくショップ用の情報です。各部の内寸もわかりません。水中ポンプも吐出口の中心位置と外周部分との距離がわかりません。仕方ないがないので、記事通りの組み合わせでまずは通販で購入します。サテライトケースのサイズ、水槽の周囲に取り付けられている器具との場所取り関係を実物を前に再検討でしょう。

 宿直から帰宅したらサテライトケースと水中ポンプは届いていました。

 36時間弱、水替えもしていない小さなプラケースで生きているエビのことを考えると、いたたまれない気持ちになり、着替えもそこそこに荷ほどきをしました。
  取扱説明書を読むのももどかしく組み立て。案の定、設置方法を間違えました。枠無し水槽用のオプション部品の取り付けを忘れました。

 以下、問題続出です。

 1)水槽にぶら下げる前にわかっていましたが、やはりケースの横幅がおおきすぎて、ケース単体でも30cm水槽には良く言えばぴったり、悪く言えばぎりぎり。

  2) 30cm水槽のメインフィルターの吐出口とサテライトの出っ張り部分が干渉します。狭い水槽内で、器具たちの場所の取り合いです。
 もともとは正面右側の面にサテライトケースを取り付ける予定でしたが、この問題の為、正面に取り付けざるを得ませんでした。

サンゴ水槽?

 3)参考サイトの記事にもあるように、サテライト付属のパイプのパイプ径と水中モータの吐出口のパイプ径はあっていませんので、シーリングテープがないと収まりが悪いです。水中モーターの振動で、それぞれのパイプがぶつかってかカタカタと音がします。

 問題は多いですが、ろ過能力と水温管理能力は得られましたので、エビたちをサテライトケースに移動させました。移動中、一匹のメスが人差し指についたまま離れず、指をツマツマし始めました。なるほど、この強さでつつかれてはサンゴはたまらないだろうなぁと思うとともに、ペットショップに戻さなくてよかったと思いました。

2013年8月22日木曜日

脱皮、脱皮

 今朝、マーブルサロンシュリンプを隔離したプラケースを覗くと、メス1匹が脱皮した殻が転がっていました。
 ついでに本水槽を覗くと、こちらにも脱皮した殻が底砂に転がってました。

 サンゴは本調子ではないものの、状態はよくなりつつあるようにおもいます。上段のサンゴは開き始め、中段はまだ固まった状態を維持しますが、だいぶ柔らかくなっており、もっとも固かった枝がもっとも柔らかくなっていますのでもう一息かと思います。
 下段の左は元から絶好調でしたが、昨夜試しにフグの餌を一粒やってみたところ、ミューカスは出さなかったので、食べたのだと思います。今朝みた ところ、餌をやった枝の個体の開き具合が良くなっています。もう一枝にやったほうは、ミューカスをだして食べなかったのですが(ミューカスで餌をまるめて いる最中にグリーンシュリンプがやってきて餌を食べてしまった)、今朝みると、どす黒くなっており、縮んではいないのですが不安を感じます。

 それにしても、マーブルサロンシュリンプの処遇はどうしたものか。
 昨日から延々と悩んでおります。

 1)ショップに引き取ってもらう。
 2)専用水槽をたてる。
 3)メイン水槽にサテライトケースを設置する。

 1)がすっきり解決ですが、マーブルサロンシュリンプを気に入ってしまったという弱みがあり、手放したくないなぁと。
 サンゴを食べるのは困りものですが、当人達に罪があるわけでなく、オスのあの異様に長い手?がああいう理由で長い、こう使う!ということを教えてくれたということだけでも勉強になりましたし、行動もどこか滑稽で愛嬌があり、柄、色も鑑賞に耐えられると思います。



マーブルサロンシュリンプ(オス)の腕の使い方


サンゴにとりつき、本体は「枝」の後ろに隠れつつ、腕だけポリプ面にだして、共肉を毟って食べます。これなら、天敵に狙われにくいし、やられても腕だけです。
上から見て、取りついた反対側の端から食べる。鼻水が垂れている絵じゃないからね。
したがって食害されたサンゴには真ん中に「道」ができる


 かといって2)をするには、水槽+ろ過だけで三万はかかります。硝酸塩処理は無脊椎類は魚類以上に敏感ですから、長期に飼育するのであれば、硝酸塩処理は必須。そうすると、水槽をもう一本たてるのと同じなってしまいます。それに場所もそうですし、なにより、暑さ対策が問題。このために二万はするクーラー を設置する根性はありません。自室に置く場合、36℃に達する室温から25℃〜27℃まで落とせるのか。ファン式のみならずチラー式でも無理かもしれませ ん。

 3)もメイン水槽が30cmキューブであり、世間的にはサブ並に小さいので、水槽内に置くのは難しい。また外部に引っかけるとしても、 水の環流は、淡水の使用しか考えていないらしく、エアリフト式となり、それを海水でつかうと塩だれで、中長期的には使い物にならなくなるほどの汚れとなります。

 うーん。困ったな。

2013年8月19日月曜日

意外な犯人

 調子がよくなく、肉もはげてしまったナガレハナサンゴの枝が二本あります。
上段右端の枝、中央部分が毟られてしまった。

下段の右端、下側を喰われた。

 水流か気泡かと考えていました。しかし、犯人がわかりました。
 マーブルサロンシュリンプです。
 21時に水槽は消灯。確認のため、消灯数分後に居間へ降りたところ、オスのマーブサロンシュリンプが一番弱っているナガレハナサンゴを食べていました。
 現行犯逮捕です。
 とりあえず、目前にいるオスとメスを1匹ずつ捕獲してプラケースに隔離です。
 ほかにメスが1匹います。どこかに隠れています。
 明日早朝、どこかのナガレハナサンゴの枝を食しているところを見つけることができるでしょう。

 ああ、失敗、失敗。

※23:00 残りのメス1匹捕獲終了。

8月22日撮影 ニッソー(nisso)のプラケース小

2013.8.19 測定値

・測定
KH:6.0-7.0 °dH(Tetratest KH)
Ca:420mg/l (sera Ca Test)
NO3-:0mg/l(sera NO3 Test)
PO4+:0mg/l(sera PO4 Test)
O2:2mg/l(Tetratest O2)
Fe:0mg/l(sera Fe Test)


2013年8月18日日曜日

水槽よもやまメモ

 更新する時間がないので箇条書きのメモです。

・エビ脱皮
おそらくグリーンシュリンプ(フシウデサンゴモエビ)の殻

 はじめての脱皮。どの個体かは不明。種類も不明。
 昨日すでに脱皮した殻が転がっていたと母。
 本日取り出したところ、すでに腐っていて形がくずれていてグリーンシュリンプかマーブルサロンシュリンプのどちらかすらわからない。
 脱皮したからと行って安心はできない。
 不都合があると脱皮するのはサンゴも同様で、必ずしも成長の証ではない。

・エアレーション再開
 水面が泡だらけ。海水が少々生臭い。酸欠でバクテリアが死んだ可能性大。
 よってエアレーション再開。

・サンゴレイアウト再変更
 エアレーションを再開するので、気泡があたらないようにレイアウト変更。
 元のこんもりしたレイアウトでは無理なので、バラバラに散逸したまとまりのない形となった。見栄えは悪いが仕方ない。二つの枝に関してはもうダメだろうが、他も調子が悪い枝がほとんどなので少しでもあがいてみることにする。

・水替え5L
 RO水で5L水替え。
 サンゴはホコリを嫌うので、点滴法で抜いて、入れた。
 しかし、その後、藻を毛抜きで抜いたりしてゴミが水槽内をまわってしまったため、サンゴはミューカス(通称イヤイヤ液)を吐いて不調になった。 しかし、ほうっておくと、サンゴは体に藻が触るのをいやがって縮むので処理せざるをえない。サンゴの調子が良ければ一時的に縮むだけで心配はいらないのだ ろうが、不調だと、これをきっかけに死んでしまうかもしれない。

・色が違う
 種類が違うのか、調子によるモノか不明だが、なにをやっても好調な一枝の色は薄い葡萄色。それ以外は全部不調ないし死にかけだが、それらは濃い 茶色。不調のうち、一枝だけ水替え後開きはじめてかなり調子よさげになったが色は濃いまま。よくよくみると、ポリプのハンマー形状もちがっているようだ。

・緑藻が減った
 あきらかに減っている。このままいけば2,3日中に見苦しさはなくなりそうだ。

2013年8月17日土曜日

エアレーション停止

 原因がエアレーションかどうかわかりませんが、サンゴの状態がよくないので、エアレーションを停止します。
 

2013年8月16日金曜日

グリーンシュリンプの食事

茶ゴケ、緑藻をよく食べる。サンゴは食べない。

 第1胸脚・第2胸脚かわからないが、櫛のような形状となっており、これで苔のもやもやを梳るようだ。
 手入れもかかせないようで、一定間隔で食べるのをやめて、結構な時間をお手入れ時間にしている。
 

水槽よもやまメモ

・サンゴ1
 ナガレハナサンゴがいじけてしまい、骨格もあらわとなってしまった。
 前回の宿直前日に、ガラス壁面掃除中に手を当てて立てかけていたライブロックからコケてしまい、直したレイアウトがよくなかったようで縮こまってしまった。
 今朝、レイアウトを中規模変更。
 狭い水槽にナガレハナサンゴのようにポリプがたなびく、つまり、面積をとるタイプのサンゴをたくさんいれているのがよくないのだが、これほど繊細な生き物とはおもっておらず、たくさんいれてください、などと店員にリクエストしたのが今思えばアホであった。
 レイアウト変更後、多少よくなった。骨格は隠れる程度には伸びたが、まだ収縮している状態で水流にたなびくにはほど遠い。

・サンゴ2
 前記とは別の枝となる、やはりナガレハナサンゴだが、骨格が見えている枝があった。

 こちらは、気泡が気にいらないらしい(※後にマーブルサロンシュリンプによる食害と判明)。水槽の溶存酸素量が2mg/lと赤潮発生海域並みの貧酸素環境であることがわかり、あわててマイクロナ ノバブラーを設置し、溶存酸素量に関しては問題を解決したが、一般的なエアストーンからすればわずかしかでていない気泡なのだが、この枝に当たっているの だろう。目視ではあまりそうみえないのだが…ひょっとすると水流が強すぎるのかもしれない、か。
 とりあえずマイクロナノバブラーを止めて様子をみてみることにした。止めるとまた貧酸素問題が再発するのだが、原因を探らなければならない。
※二枚目の写真は調子の良い枝のナガレハナサンゴ。これくらいは膨らんでいるべき。

・エビ1
 先発で買ってきたグリーンシュリンプ(フシウデサンゴモエビ)が水槽になれてきたのか猛烈な働き具合となってきた。2匹では非力で、あと2,3 匹追加しようかと考えていたが、あちこちに出没して藻を食べている。ネットでは大きい藻は食べないとかかれていて、そのようだが、それはそれで充分に思 う。いってみれば、枝と幹は残して葉は全部食べる感じであり、エビが藻にとりついたあとはモワモワとした部分は喰われてしまい、スカスカになっている。こ のまま枯れてしまうところもあるようだが、多少は残って、再生して多少は彼らに餌を供給してもらわないとなどと虫のいい胸算用をしている。

・エビ2.
 先日買ってきたマーブルサロンシュリンプは夜行性が強いようだ。日中はほとんど動かない。朝方みてみたらそれなりに喰っていた。グリーンシュリンプほどの活動時間はないようだが、たしかに藻を食べるモエビであることは間違いないと思う。

・試薬
 硝酸塩が多少でているようだ。エビが負荷になっているのだろうか。
 サンゴも不調だと粘液をばらまくのでこれも負荷になるように思う。
 サンゴの入れすぎが根本的な問題か。

・RO水の威力
 水道を軟水器で処理した水を使っていたら茶ゴケが発生。
 昨日、RO水をつかったら、あっさり薄れていった。
 ケイ酸塩を薄めても積極的に減らすわけではないだろうに、この効果は一体どういう機序があるのだろうか。
 なんにせよ、水道は茶ゴケ発生要因なので海水水槽では使えないことがわかった。
 ヨーロッパ並みにRO水で水交換ってか。
 贅沢すぎる。

2013.8.16 測定値

・測定
NO3-:0-10mg/l(sera NO3 Test)
PO4+:0mg/l(sera PO4 Test)

2013年8月15日木曜日

今朝の水面

 泡はほぼ消えました。
 昨日の換水は点滴法で行い、水面上の泡はあえてとらないようにしました。
 エアレーションを再開して、水面の泡がどうなるのかを確認したかったのです。
 ろ過システムは機能を回復したようです。エアレーションで水面が攪拌されて消えたということはマイクロナノバブラーの場合ありません。昨日の水替え時 に、フィルターを停止させ、水面を動かす要素を省いて水面を見ました。バブラーによる水面の揺らぎは一切ありません。水面にまで達する泡の量はきわめて少なく、大きさも細かいままです。

 今のところ、ろ過に関して

1.サンゴのミューカスによるろ過への負荷増大
2.貧酸素によるバクテリアの活動抑制でろ過能力不足

 が問題として確認されています。
 サンゴにミューカスを極力はき出させないことと、エアレーションによるバクテリアの活動の活性化は矛盾しています。私の目では確認できないほどの極小の泡ですら、サンゴは嫌う。しかし、狭い、30cmキューブ水槽では両者の距離をとることが困難です。
 全部のサンゴを維持するのは無理だろうと現時点では思います。いや、そんな傲慢な書き方ではなく、枝2本くらいしか救えないのではないだろうかと思います。

2013年8月13日火曜日

変なエビ…マーブルサロンシュリンプ

青い目のメス

赤い目のメス

入れた直後にご乱心

話し合い

話し合い決裂

わかりましたよ、出て行きますよ。

別れ

よし、うるさいのがいなくなった。

寝る。

2013年8月12日月曜日

2013.8.12 測定、マイクロナノバブラー投入

・測定
NO3-:0-10mg/l(sera NO3 Test)
O2:2mg/l(sera PO4 Test)
Ca:440mg/l


 NO3-
 
左:本水槽、中央:精製水、右:淡水魚水槽
精製水との比較では発色にほとんど差がありません。少し暗い色だったので0-10mg/lと見なしました。

 
 O2
発色が薄い。2mg/lと判定した。

 硝酸塩、リン酸塩とも少ない状態です。しかし、苔は発生しています。ろ過の効きがよくないのかもしれません。測定では水質は計れますが、一定時間でろ過できる量の測定はできません。一定時間によってろ過することができる量が小さければ、水槽内の汚れは蓄積し続けるでしょう。
 水面を漂流するいくつかの水泡を昨日の朝に見つけました。ろ過が充分ではないのかもしれません。そこで、O2の測定をしました。


 低酸素環境下では、タンパク質をアンモニアに分解する好気性の従属栄養細菌が充分に仕事できません。処理の入り口部分で詰まってしまえば、各処理段階の測定値は良好でも、全体の処理能力は小さい物になります。
 酸欠に弱いエビを投入したこともありますし、どのくらいが適正かは知りませんが、4mg/l以上あってよいのではないでしょうか。
 淡水で25℃の場合、約8mg/lが溶存酸素量です。おおざっぱに、その8割が海水の溶存酸素量として6.4mg/l程度を目安にします。Tetraの試薬の場合、2mg/l,5mg/l,8mg/lの段階で比色するため、5mg/l以上の色がでれば良いかとおもいます。

 Ca
 前回の測定では400mg/lと、イエローゾーンでしたが、今回は440mg/lとなり安全圏に収まりました。珊瑚水槽ですのでもう少し値が高くても良いとおもいますが、人工海水のみでやっており、添加剤は使っていませんので、これでも高めにでている方かなとおもいます。
 前回の測定の結果から、カルシウムの添加が珊瑚水槽には必要ではないかと思いました。カルシウムは、人工海水を少量かつ多頻度で交換するのでは不足するのかもしれません。しかし、今回の測定結果を考慮して、人工海水の少量多頻度交換で様子をみます。

・マイクロナノバブラー投入

 8/1に日海センターに伺った折に購入していた商品です。30cmキューブは底面積が少ないので、マイクロナノバブラーはさして大きいものでもないのですが、それでも、できれば入れずに済ませておきたかったので、いざというとき用にとっておきました。結局、O2を測定して、そのときが来たと思いましたので投入しました。
 15:15に設置して、1時間後の16:15頃に再度O2を測定したところ、O2値は5mg/l以上と判断できました。効果があります。
5mg/l以上、8mg/l未満と判定しました。

 今後、濾過サイクルの再構築が始まり、明日以降、アンモニアが検出される可能性がありますので、要注意となります。

2013年8月10日土曜日

2013.8.10 測定値

water temperature:25-degree Centigrade
Specific gravity:1.0225
KH:7.0-8.0 °dH(Tetratest KH)
NO2-:<0.3mg/l(Tetratest NO2- )
NO3-:0-10mg/l(sera NO3 Test)
PO4+:0mg/l(sera PO4 Test)
Fe:0mg/l(sera Fe Test)
Ca:400mg/l(sera Ca Test)

 硝酸塩(NO3-)は若干「血が混じっている」ようだ。 NO2-の発色と比べると若干黄色味が強い。

 カルシウム(Ca)の値は低い。420mg/l以上欲しい。水替えだけでがんばりたいが水替え翌日でこの値では厳しい。

 Feは検出されない。投与量を増やしているのだけれど、加減がまだつかめない。

 しばらく見なかった茶ゴケが底砂に大量に発生。TetraのテスターではGHゼロの軟水をベースに人工海水を作っているのだけれど、珪酸は取り切れていないようだ。RO水じゃないとダメかなぁ。

2013年8月9日金曜日

水替え、グリーンシュリンプ投入

・水替え
 前回、10Lを一気に抜いた結果、ナガレハナサンゴのポリプが空気中に露出する失敗をしてしまった。今回は、5Lづつ二回に分けて交換した。効率は低くなり、10Lを一度に変えた場合よりかなり交換率が下がるだろうが、サンゴを痛めることを考えれば仕方が無い。なにかいい方法があればいいのだけれど。

 水替えをするとサンゴの調子は露骨に上がる。縮こまっていた枝も開き始める。
 手間をかけた甲斐があるけれど、次の水替えまで海水の質が劣化していくだけだと思うと無力感も感じる。

・グリーンシュリンプ投入
  ライブロックやサンゴについた苔を手で取るのは無理だと判断したのでグリーンシュリンプ(ウデフシサンゴモエビ)を2匹投入。日海センターで購入した。くまぱぱはサーバーの相談を業者としているようで、ちょっと席を立ってパッパッパと梱包。水合わせや苔取りの能力などの質問をする間がなく、梱包が終わってから、質問をして、結果、1匹追加したりとなんとももどかしい。水合わせは、点滴不要で、生体の入っているビニール袋を水槽に浮かべて、水温合わせをした後、口をほどいて水槽の水をちょっといれて三回まわし、を三回おこない、後は口を開けたままビニール袋を水槽の底に沈めればOK、とのこと。

 その通りにやってピンピンしています。

2013年8月6日火曜日

お目覚めスターポリプ

 昨日は家を空けていたので状態がわからないのだけれど、今日の午前中は開いていました。ライト点灯前です。他の珊瑚が寝ている暗いときにも、ひとり開いていたので元に戻ったわけですが、一体なにが気にくわなかったのでしょう。
一昨日の状態

本日午前中の状態

・8/1に見つけたナガレハナサンゴの子供
 
小さいながらも親とそっくり。

・精製水との比較
 NO3-の発色判断にイマイチ自信がないので精製水と比較してみました。
 左が水槽、右が精製水。精製水は当然0mg/lなわけですが、差がわかりません。水槽水も0mg/lではないでしょうか。
左:水槽水、右:精製水


拡大してもわからない。

2013年8月4日日曜日

測定、珊瑚外生物、苔、2213メンテナンス、クーラー移設他

・測定
NO3-:0mg/l(sera NO3 Test)
PO4+:0.25mg/l(sera PO4 Test)
Fe:0mg/l(sera Fe Test)

 NO3-はレモン色に見える。8/1に日海センターで測定したときにはもっと黄色だったようにおもえるが、環境光が違うのでなんともいいがたい。水替えから4時間ほどたった水を持ち込んだので、底砂が攪拌されてNO3-少しが高めにでたのかもしれない。推測はいくつか考えられるが真相はわからない。

 PO4+は文句なく0mg/lでしょう。減りすぎです。おそらく、二価鉄を投与したのが効いているのでしょう。 ただし、セラの試薬はかなりおおざっぱなので0mg/lといっても廃番となったレッドシーなど海水用の試薬と精度が違います。0-0.25mg/l程度に捉えておいたほうがいいと思います。

・珊瑚外生物
 ナガレハナサンゴに寄生している生物。糸状の粘液を吐いてます。なんでしょう?

 爆睡しているスターポリプの表面に生物がいました。こちらはヨコエビか?
 シャッター速度が1/8secなので、レンズに手振れ防止機能がついていようがお構いなしに動きボケしてます。


 ※スターポリプ、本日とうとう開かず仕舞い。ペンギンビレッジ有楽町店に電話で聞いてみたところ、珍しくない現象とのこと。脱皮の可能性もあるので、水質が悪化しているのでなければ、よく観察してみておいてくださいとのこと。これも珊瑚飼育の醍醐味の一つなのだろう。

・苔
 褐色の珪藻が退き、緑苔、緑藻が勢力を伸ばしています。緑たくましく、夏にふさわしい光景ですナ(わけない)。




・2213メンテナンス
 稼働して一週間たちましたので活性炭マットを交換。同時に、細目フィルターを取り除き、活性炭マットを2枚にします。また、キョーリンのブラックホールミニを投入しました。これで水の茶緑色が抜けてほしい。

・クーラー移設
 設置時は、とにもかくにも設置することのみを主眼にしていたので、置きやすい場所に置くことを優先とした。その結果、四脚の椅子のうち、一脚分の場所を占有してしまった。これは居間的に不都合なので、本来の位置に収めるようにしたい。そこでクーラーを移設しました。こんな窮屈なところに押し込んでええんでしょうか?

・ライトの点灯時間変更
 14:00-21:00(7 hours)から13:00-21:00(8 hours)に変更しました。

SUPER BICOMスターターキット海水専用添加開始
 水槽の測定値が良いのでバクテリア剤はいれたくないのだけれど、水槽を運び込む前にかっちゃったし、有効期限(本年12/15まで)があるので水槽サイズ13L換算で少量の添加を開始しました。
 水槽立ち上げ時は、メンテナンスも短期間隔だったり、機器配置の改善点や水質も変動しやすく測定がかかせなかったり、いろいろ忙しい。ここを乗り切れば項目も減って、落ち着いて水槽鑑賞ができるのだろうと期待したい。今日のタイトル名の長さが示すように、一日でやるには項目が多すぎる。

2013年8月3日土曜日

水足し他

 水槽の水位がさがっていたので水を足しました。足した水は水道水です。ただし、軟水器を通した水ですのでリン酸塩と珪酸塩は多少なりとも処理したつもりです。
 念のため、テトラの試薬でGHを測定したところ3.0-4.0 °dH (degrees of German hardness)となりました。軟水器の効果が失われつつあるようです。近々、再生処理しなくてはなりません。それでも、充分にヌルヌル感があり皮膚感覚的には軟水です。
 水位を確認するため、テープ(スコッチ「はってはがせるテープ」)を貼り目盛りをつけました。

 Fe添加剤「Fe Energy(エフイーエナジー) アクア 濃縮タイプ 20mL」を一滴(約0.1ml)垂らしました。あればあるだけ消費されていくのではなく、毎日必要量が消費されていくミネラルですので、一週間おきに規定量の添加より少量を毎日添加してみようかと思っています。

2013年8月1日木曜日

水替え、Fe測定、日海センター

・水替え
 チャームで購入したRO水を10L使って人工海水を作り水槽の水替えをした。
 おもったより、水に茶色の色がついていて、エーハイム2213内部の活性炭マットの効果は疑問だ。キョーリンのブラックホールのような強力なタイプでないと目視で効果は確認できないのだろうか。
 はじめての水替えで、2213の排出口からバケツに排水して10L抜いた。ダブルタップでよかったな~などとのんきなことを思いつつ、水槽をおいているテーブルの下であぐらをかて水を抜いていたが、水槽のナガレハナサンゴはエライ事になっていた。水位が下がりすぎて空中に露出。急いで水位回復を図るがレロレロ状態。
 水の容量が少ない水槽は一度に水を抜ける量に限界があることを学んだ。一度に抜ける量は目測だと5L弱だろうか。2週間おきに10Lより、毎週5Lの水替えに切り替えよう。

・Fe測定
 水替え後、リン酸塩除去のポイントなるFeを測定。結果、ゼロ。
 チャームから事前に購入していた「Fe Energy(エフイーエナジー) アクア 濃縮タイプ 20mL」を5滴垂らす。元々は、淡水水槽の水草用だったのだけれど、日海センターのブログを読んでマネしてみました。
 「2011/02/20 - 濾過改善 硝酸塩対策光合成UP これが最強の苔対策 であ~~~~
 
・日海センター
 夕方、水槽の水をペットボトルに入れて町田の日海センターへ。
 代表の前田氏に応対いただき、無料で水質チェック。
 NO3-が10mg/l。0であれば、あざやかなレモン色になるはずが、少し朱が入った色。
 「尿に血が混じった感じ」とは前田氏の絶妙な表現。
 ちなみに7/29時点での自宅での測定比色はこんな感じ。左がNO2-、右がNO3-

NO3-はレモン色に反応。「血」は混じっていない。どうやらNO3-は悪化してしまったようだ。原因はなんだろう?

 PO4+の測定値は0.25mg/lと先日の自宅での測定値のまま。大変良いとのこと。0にしてはいけないそうだ。海でも0.3mg/l程度はあるので0は不自然とのこと。
 セラのCaテスターとマイクロバブルと光合成UPの小分け瓶を購入。