2013年8月12日月曜日

2013.8.12 測定、マイクロナノバブラー投入

・測定
NO3-:0-10mg/l(sera NO3 Test)
O2:2mg/l(sera PO4 Test)
Ca:440mg/l


 NO3-
 
左:本水槽、中央:精製水、右:淡水魚水槽
精製水との比較では発色にほとんど差がありません。少し暗い色だったので0-10mg/lと見なしました。

 
 O2
発色が薄い。2mg/lと判定した。

 硝酸塩、リン酸塩とも少ない状態です。しかし、苔は発生しています。ろ過の効きがよくないのかもしれません。測定では水質は計れますが、一定時間でろ過できる量の測定はできません。一定時間によってろ過することができる量が小さければ、水槽内の汚れは蓄積し続けるでしょう。
 水面を漂流するいくつかの水泡を昨日の朝に見つけました。ろ過が充分ではないのかもしれません。そこで、O2の測定をしました。


 低酸素環境下では、タンパク質をアンモニアに分解する好気性の従属栄養細菌が充分に仕事できません。処理の入り口部分で詰まってしまえば、各処理段階の測定値は良好でも、全体の処理能力は小さい物になります。
 酸欠に弱いエビを投入したこともありますし、どのくらいが適正かは知りませんが、4mg/l以上あってよいのではないでしょうか。
 淡水で25℃の場合、約8mg/lが溶存酸素量です。おおざっぱに、その8割が海水の溶存酸素量として6.4mg/l程度を目安にします。Tetraの試薬の場合、2mg/l,5mg/l,8mg/lの段階で比色するため、5mg/l以上の色がでれば良いかとおもいます。

 Ca
 前回の測定では400mg/lと、イエローゾーンでしたが、今回は440mg/lとなり安全圏に収まりました。珊瑚水槽ですのでもう少し値が高くても良いとおもいますが、人工海水のみでやっており、添加剤は使っていませんので、これでも高めにでている方かなとおもいます。
 前回の測定の結果から、カルシウムの添加が珊瑚水槽には必要ではないかと思いました。カルシウムは、人工海水を少量かつ多頻度で交換するのでは不足するのかもしれません。しかし、今回の測定結果を考慮して、人工海水の少量多頻度交換で様子をみます。

・マイクロナノバブラー投入

 8/1に日海センターに伺った折に購入していた商品です。30cmキューブは底面積が少ないので、マイクロナノバブラーはさして大きいものでもないのですが、それでも、できれば入れずに済ませておきたかったので、いざというとき用にとっておきました。結局、O2を測定して、そのときが来たと思いましたので投入しました。
 15:15に設置して、1時間後の16:15頃に再度O2を測定したところ、O2値は5mg/l以上と判断できました。効果があります。
5mg/l以上、8mg/l未満と判定しました。

 今後、濾過サイクルの再構築が始まり、明日以降、アンモニアが検出される可能性がありますので、要注意となります。

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